サラとソロモン|(エゴじゃない)引き寄せの法則

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(エゴじゃない)引き寄せの法則の本

「サラとソロモン~少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」という書籍を読み、えぇ本やなぁ、こんな響く本があるのか、と心が震えた一冊。こちらも運命的な出会いというか、「この本読みなはれ」と引き寄せられたのでした。

小学生のサラとフクロウ(ソロモン)との会話がとっても神秘的でぐっとくる、幸せに生きるための物語。

そのルールは凄く簡単で、気づけば誰でもできるのですが、気づかないと「こんなもん!できるわけない」となるかもしれません。気づきの段階は人それぞれなので、マッチする人に届くといいな。

私は世の中に蔓延している引き寄せの法則は違うと思っていて、一体何を引き寄せているのかな?(エゴを引き寄せている)と思うのですが、この物語の引き寄せの法則は納得のできるものでした。

小学5~6年生くらいから読めそうな本ですが、「大人こそ読んでほしい」です。

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サラとソロモン

小学生のサラは学校や家で嫌な事が起こり、いじめっ子もいたりして、そのたびに怒ったりとっても嫌な思いをしたりするのですが、ある時皆には見えないフクロウのソロモンに出会うことができ、いろんな考え方を教わっていくうちにサラに変化が起こってきます。

サラとソロモンはいつも雑木林で会ってますが、その会話は他人には聞こえず、皆にも見えない。ではどうやって会話するのかと言うとソロモンの「想念」を受け取っているという。サラには耳で声を聴いてるように思えるのに実際は想念での会話なので、テレパシーというところでしょうか。

こうゆう話好き!w

ソロモンからの教え

ソロモンから「見るのに目は必要でなく、聞くのに耳は必要じゃない」と教わります。

繋がれば、テレパシーや想念や夢の中などでいつでも会話できるから。私もやってます。(みなさんもやってます)

また、「人から質問された時だけ答える事に価値がある。誰も質問していない時に与えられる答えは誰にとっても本当に時間の無駄なのさ。そんなことしてもちっとも面白くない」

確かにですよね。ほら、聞かれてもないのに自分の知ったことを周囲に教えたがる迷惑な人っているじゃないですか(私なんですが…)反省×100です。

サラはソロモンと一緒にいることを皆に言いたくて友達に声をかけますが、その友達には声が届きません。ソロモンは「その人にはまだ早すぎるんだ、彼はまだ質問をしていない。いつか彼も質問を始める時がくる。」

ここも唸ります。例えば今の世の中おかしいよね?って全く気付いてない人に「実はこうこうでね!」って教える事は違うということ。人それぞれ気づくタイミングがあり、へたすると一生何も気づかないで次回の人生に持ち越す人もいます。この世がオカシイ、こんな意地悪な世界でどうしたら幸せになれるの?実際の真実はもっと違うものがあるんじゃないの?その世界が見たい、と強く思う人にだけに聴こえるソロモンの声。

何か嫌な事をされたとき、仕返しを考えたりの苦しみの鎖に繋がることをやめる。そんなことをしても意地悪が増えるだけで更に悪くなる。

嫌な事をされた時「自分がどう思うか?」は自分で選択可能。自分の外で起こった現象(他人からの意地悪等)は自分ではどうしようもない。外の現象ではなく「自分の内側」の問題。何が起こっても自分の内側(心)がどう思うかだけは自身で選択できる。

<嫌な気持ち>急に嫌な気持ちがこみあげてくる、このわかりやすい嫌な気持ちっていうのが起こったら苦しみの連鎖に繋がっている。感じ方を変えると別のものに繋がれる。(喜びの流れ)とか(幸せの流れ)とか(いい感じのエネルギーの流れ)など。

いい人間でいたいと思うからこそ人は善悪を考えたりいろんな状況を観察したりする。何が悪いか?ばかりを探し、分析したり比較することのほうに関心を持つ。この状況がどんどん自分を「苦しみの鎖」の中に引きずり込んでいく。

ニュースや何かの情報で「これは間違ってる、これは悪だ」と思い、自分は騙されない、気づいている、自分は目覚めている、なんて思っている人こそ「苦しみの鎖」の中にいるってこと。

自分の欲しいもの(ほしい状況)がどんな感じがするかという実感を見つける。いい状況を想像しまくっているとこの物質世界で願いが実現していく。

ここでちまたのエゴ引き寄せの法則(^▽^;)では、お金が欲しい~もっとお金お金~ってやってるわけですが、それもその人の段階もあるので否定も肯定もありませんが、私はちょっと違ってて、「エゴではない状況を得て、毎日快適に暮らすこと」(それはもう叶っています)

お金だと、じゃぁいくら手に入ればいいのでしょう?5000万円?1億円?10億円?100億円?これは「欲(エゴ)」といって、いつまでもキリがなく続くような気がします。それに有り余るほど大量にお金を持ったら幸せになるのでしょうか?あんまりよくわからない。

お金を沢山持つと人が変わってしまったり、近寄ってくる人は貴方なんかどうでもよくて、貴方のお金しか見てなかったりするんですよね。お金は大事ですけど、足るを知るでいいんじゃないでしょうか。一人が大量に持つと、多くの貧困が生まれる今のお金システム。独り占めすると足りなくなり、分け合うと有り余るほどあるんです。お金だけじゃなくて地球の資源も。

「足るを知る」が本当のスピリチュアルなのですが、日本のスピはオカルト&自己啓発になっています。

いい循環に乗っていればお金は必要あらば入ってきたりするもんです。
うーん、理想論でしょうか?!

味わい愛でる(めでる)ことをしてごらん。

全ての事に対して、何でもいいように考えてみようってこと。これがわかるのも段階があると思います。昔の私はこうゆう話に興味なかったですし、何でもいいように考えるなんてできるかぃな!って思ってましたから。その時は「日々とても忙しかった時」でした。仕事でくったくたになり、思考が他に回らないのです。

「本当の自由」と「この世で最悪の罠」

サラはいろんなことや人に対して味わい愛でる事を考えるようになりますが、ある時いじめっ子がクラスメートを虐めている所を見てしまいとても嫌な気持ちになってしまう(苦しみの鎖に繋がってしまう)これがこの世で最悪の罠だとソロモンは言う。

サラの幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。何故なら他の人が考える事や行うことを君がコントロールすることはできないからさ。
でもね、サラの喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時本当に自由になれるんだ。
君が喜びを感じられるかどうかは、君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、ということだけにかかっているんだよ。」

この辺は結構みんなあるんじゃないでしょうか。他人の不機嫌な態度にこちらまで嫌な気分になったり、逆もしかり。難しいですけど、常に自分の心の安定を一番に考えたいもんです。

自分への愛が少ないのでみんな不調和になっていくのですから。自分を愛せない人は他人も愛せないのです。しかしこれはインナーチャイルドを癒せばいいので、ご興味ある方は「インナーチャイルド」で検索してみてください。本も沢山出てます♪

共鳴引力の法則

類は友を呼ぶ。似た者同士は一緒に集まってくるということを表現する言葉だ。同じ種類のものはお互いに引きつけ合う。
全宇宙のすべての人々とすべての物事がこの法則の影響下にあるんだ。

嫌なものに自分が同調したり共鳴すると、自分が嫌な気持ちになる。悪影響をモロに受ける。よくよく観察してみると「嫌だわもう!」って文句ばかりってる人はその状況を自ら選択し、そこから何かを学ぶためにずーっと耐えている。いつまで耐えるのかしら。病気になってしまうわ。。心の不調和→身体の病気に発展。(癌もそうです。経験者は語る)

毎日平和で穏やかに暮らしている人はその選択をし、嫌なニュースをみたとしても同調しないし、そもそもテレビを見なったりする(最近はSNSやyoutubeも毒々しいものが多い)。

例えば嫌な職場でも良い職場と思えるように自分の考え方を変えちゃう!(難しいが…)するとだんだん周囲もそれが伝播していき、いい流れができたりする。嫌な職場であってもそこで働いていられるということは自分もそこに同調しており共鳴引力の法則が働いているともいえる。いつでも辞めたり転職する自由はあり、そんなこたぁできない~と思っているのもまた自分自身ってことになる。全ては自分の内側の問題、嫌な職場は関係ない。

一番気の毒なのは、ネグレクトや虐待などの家族の中にいるしかない子供かもしれませんね。そう簡単には逃げられないですから…

「苦しみの鎖」に繋がっている時は「幸せの流れ」に繋がることはできない。どちらか一方にしか繋がれないんだ。サラが嫌な気持ちを感じているということ自体が、その時点で「幸せの流れ」に繋がってないとわかる。

「幸せの流れ」に繋がってない時は、他人に与えられるものは何も持ってないんだ。一番大切なことは「幸せの流れ」にずっとつながったままでいること。

物事の捉え方は長年の癖もあるので、何でもいい方向に考える練習をしていけばそれが習慣化していき、簡単にできるようになっていけるかなと思います。私は結構得意なのですが、それでもたまに嫌なものに繋がることがあります。

その嫌なものは突然やってきて、なんかおかしい、なにか違和感が強烈だぞ?って思うのですが相手のペースに気をとられてしまい、軌道修正するのが遅れてどんどん最悪な状況になっていったり(^▽^;)
相手は何もわるくなくて、違和感に気づいた私がさっさと軌道修正しないからいけないのです。ハリネズミの法則(近づきすぎると不調和を起こす。適度な距離感を保つ)。全て自分の内側の問題で、私は私がご機嫌でいてるかどうかによく注目するのも大事。

他人の態度や行動、外側の出来事に自分の幸せが悪影響受けなくなると「本当の自由」がある。常に心の扉を全開にしておく。(嫌な気持ちになった時は心の扉が閉まってる)

心の扉を開けたままにするか閉じるか、が自分の現実を左右する。

昔、「思考は現実化する」という啓発本を読んだことがありましたが、確かに現実化すると思います。

ソロモンの肉体死

最後ソロモンは他の子どものいたずらで(おもちゃのピストルで)撃たれて死んでしまう。サラは強いショックと撃った子への怒りで一杯になってしまうのですが、それでもソロモン自身は怒ることもなくこれでいいのだという。

なぜ殺されたのに許せるのか?

ソロモンは身体は死んでしまったけど、僕の魂は生きてるよ。いつでも想念で会話もできるし夢の中でも会えるよ、という展開になる。
身体はいつか死ぬし、古いフクロウの身体から抜け出て自由になれた。その気があればもっと若い新しい身体に入ることも出来る、とも言う。(生まれ変わり)

身体は朽ちても魂は永遠で、自分というものは永遠に死なない、というお話でした。


本当に素敵なお話でした。
図書館で本を借りたので、忘れたらまたメモを見ようと思って自分の中で大事そうなところを書いてみましたが結構ネタバレになっているかも。

自分の感性を高めることに意識を向けて生活すると、いろんなものが見えたり感じたりするようになっていきます。見えるといっても、目の前に何かの実体が登場するわけじゃないですが、目を閉じたら私の中の広い宇宙の想念の中にいろんなものが出てくる。(最近は目を開けたままでもいろんなものが出てくるように~)自分の身体や脳で必要な情報を受信できるし、それも何かがはっきり聞こえるとかじゃなくて、感覚ではっきり強くわかる、という感じ。

これを錯覚としか思わない人もいるのですが、実に勿体ない。受信機の身体を使ってないんですもの。本当は全員できるんです。(※サイコパスは無理かも?)

私へのメッセージは私が気づくまで何度もしつこく、人の口や本などいろんなところから入ってきます。

最近は「本は最初から順番に読まないで目次を見て気になるところだけ読みなさい。」と言うメッセージがありました。
最初は従わなかったら、数日後にまた同じメッセージが違う人の口を使って言われて、「あー、メッセージだったか。。」と。

そして目次を見て気になるところから読むようにしたら効率が良くなって、なるほどなって思ったんです。いつも本は最初から読まねば、、なんて思ってたので、効率が悪いのと、途中で面白くなくなったら挫折してしまうことが問題でした。「サラとソロモン」は物語なので最初から読みましたけれど。

他にもありますが他人が絡む話なので書かないでおきます。

今回は私、たまに他人の影響で繋がる「苦しみの鎖」に気づけました。同調しないようにしよう!そこに共鳴してはいけない~。

そんな私も他人さまに苦しみの鎖を投げつけていることもあります。反省×100。ごめんなさい。

普段はご機嫌なんですけどたまに狂ってしまうんです。

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今回ご紹介した書籍はこちら

精神世界
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精神ぷらりたび(前題:海外ぷらりたび)
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