幼児に分離意識は無い

精神世界
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私が3歳になる少し前に、弟が生まれた。
幼少の頃の私は「この世界から分離した自我意識」というものは持っていなかったと言える。

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分離意識って・・

人間は善悪二元論の中で生きており、この世は完全に分離した世界をあらわしている。という訳で戦争もなくならないし対立も、競争も、差別も、このままでは絶対無くならないこの現実。私が正しくあなたが間違ってる、というこの構図が平和を破壊する。分離意識とはそもそもなんぞ?

私が目指すものは分離のないわたし、である。

母のお産

遥か昔、母がお産の前後、私は叔母さんの家にあづけられていた。

叔母さんから聞いた話だが、「あの頃はずっとあなたを預かっていて、あなたはいつも一人でお庭で遊んでいたね。○○子(従姉妹)が幼稚園に行ってたから、帰宅するまでは遊び相手がいなくて、お庭で一人遊んでいた。何をしているのかな?と思ったら蟻さんと遊んでいるの。あ~りさん、あ~りさん、どこいくの?と言って蟻の行列を眺めて一緒について行ったりして本当に可愛かった。あ~寂しいんやろなぁ、早く○○子が帰ってくればいいな~と思っていたよ」と言われたのだ。

蟻さんと遊んでいた記憶は確かにある。そもそもよく蟻さんと遊んでいた。だが叔母が言うような「寂しい気持ち」というのは全くなかったと思う。母が出産のために居ないという状況すら理解していないし、私にとったらある日突然我が家に赤ちゃんが出現した!という感じだ。

まだ分離意識が無いままの幼児

ところで2歳11カ月の子が、蟻さんと自分は別の個体だと認識していただろうか?自分がどんな服を着ているなどもさっぱり認識してないのだから、蟻も地面も自分との境目は限りなく曖昧だったと思える。

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法則が決まっている6500年毎の文明移行

この6500年余り(シュメールの頃から)人間は物質文明を生きてきた。それ以前は精神文明といって全く違う世界だったことも判明している。沈んだムー・アトランティスの時代だね。年代というのも時間の流れの話なので、時間と言う概念が無かった時代に何千年間といっても同列に話せないこともなんとなくわかる。

自我の芽生え

自分が肉体に閉じ込められたと認識したのはいつだったのだろう?これが自我の芽生え。

幼稚園に行く頃だろうか?少なくとも人間は、赤ちゃんの時はみんな自分と世界は一体であり分離意識はない。目の前に見えている世界は私そのものであるし、そもそも私という認識すらないと言える。

自我のない赤ちゃんの視界に親の姿がニョキっと現れ、何か言っている。笑顔を見せたり何かしてくれたりする。親やお世話をしてくれる他人を見ることで自分という個体を徐々に徐々に認識していく(人から見られることで発生する客体の自我)。

4~5歳くらいになると親から徹底的に躾けられる社会での掟。こうしなきゃいけない、こうしなさい、それはダメあれはダメ。このことで幼児と世界は分離していき、「私」という自我が完全固定されていく。逆にそうしないとこの世界では生きていけないのだが、なんとこの先の未来は時代が変わり、真逆に反転する事が様々な所で言われている。

私達は今、大転換の時代を生きているのだね。

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精神文明は分離意識のない世界

世界中で、この事に気づいている様々な研究者や哲学者達が世界の反転を書物に残している。ガイア理論では確か1995年から文明がアジアシフトに変わるのだったと思うが、ヌーソロジーでは2013年から反転が始まっていると書かれている。当然、世界は西洋から東洋の文明へシフトするのだ。次の文明も6500年間なので、シフトは徐々に緩やかに起こっていく。コロナ騒動もその影響であろう。

空間認識の反転

今は「人間」なのだが、「ヒト」へ意識進化するためには空間認識を反転させないといけない。まだ私はできてないが・・・頑張ってできるわけでもなさそうだけど、きっとある日突然「うぉっ!世界と私は一体だった、世界は私だった」と本当に実感できる日が来るかもしれない?

そんなこと考えず、物質と欲にまみれてまやかしのこの世界で生きるのも良いと思うのだが、どうにもこうにも反転した真実の世界が気になって仕方がない。

世界と一体とは、見上げた空も、その辺にある木々も土も、モノも全部「観る対象物」ではなく「私自身なんだ」と身をもって体感することなのだが、そうなると私だと思ってるこの肉体は一体何だろう?

世界と一体である本当のヒトの姿

世界の中に顔があり、身体が生えているの。この絵を見た時衝撃が走った。凄い絵だ・・素晴らしい。何故顔が埋まっているかと言うと、私には顔がないからである。顔は世界と一体化している。

顔がない

人類全員が、自分の顔を自分の肉眼で直接見ることができない。鏡に映った自分の顔は反転した後ろの世界であり、その証拠に鏡の中の自分の顔の周りに映っている景色は、後ろの世界であるのが誰でもすぐ確認できる。反転した鏡の中の私は、他人が見る私の姿そのものであり、他人から見られる私(=客体)となる。

では主体の私はどこにいるのだろう?

鍵:赤ちゃんの頃の意識

世界と自分が一体である意識を取り戻すには、赤ちゃんの頃の意識を思い出すといいと教わった。しかし赤ちゃんの頃の記憶など潜在意識に埋没してしまって顕在化できない(認識できない)。忘れたわけじゃない。深い深い潜在意識に記憶されているが、悲しいかな掘り起こすことはできないのである。

だから想像するしかない。街で赤ちゃんを見かけると「この子はまだ世界と一体で自我もないんだな」と思う。その素晴らしい意識、私にも移して。。と思ったりする。

意外と伝播されるかもしれないし?

臨死体験者

よく事故などで一度死んで生き返った人が「自分は宇宙と一体だとすぐわかった。肉体から離れて死んだのに意識はあった。自分は消えなかった。抜け殻の自分の肉体を見下ろしていた」などなど言われるけれど、(海外では臨死体験の研究や書籍が多数ある)非常に興味深いお話だと思う。

私も事故って大きな手術を何度もしたが、死んでないので神秘体験はしておらず。全身麻酔を5~6回受けているのでその時の興味深い体験は書ける。

まだまだ分離意識の中で生きている私だが、いつかきっと世界に(宇宙に)溶け込める日が来ると信じていてる。また、多くの人がそこへシフトできないでいるうちはこの世から戦争や差別は無くならず、そのうち発展が限界に達してる現代科学により地球は崩壊するかもしれないね(核でドッカン!)みんなで平和で共存するのがいいな。その辺に生えている雑草も自分なんだ、踏んづけてごめん。

目指せ!分離のない私の世界。

記事内の画像は以下の電子書籍から引用。素晴らしい本!

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精神ぷらりたび(前題:海外ぷらりたび)

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