ドラマ「三千円の使いかた」とお金のこと

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現在、土曜23時40分から「三千円の使いかた」という民放ドラマが放映されている。先日3カ月無料キャンペーンで契約した「U-NEXT」でこのドラマの1~4話を見、なかなか面白かったので昨日の5話からTVで視聴することにした。

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ドラマ「三千円の使いかた」

主人公の美帆(葵わかな)が子供時代に祖母からお年玉三千円を貰い、その三千円をどのように使うかで人生が変わるのよと言われるのだが、子供時代はその意味がよくわからず漫画とお菓子?を買ってすぐ散財。そして現在社会人になった美帆、キラキラふわふわした生活に憧れ、10万円近い家賃のマンションで一人暮らしを堪能し恐ろしく散財しまくっている。その後、美帆は中古の一軒家を買って保護犬と暮らすという夢を描くようになり、突然貯金に目覚めるようになるのだが。

一方美帆の姉はとても堅実で、子供の頃は三千円のお年玉を貯金し、欲しかったピンクのお財布を買い、それを大人になった今も大事に使っている、この両極端の姉妹の物語。

ちなみに私は姉タイプである。

癌になる母、原因はイラチ(イライラ)

美帆の母役(森尾由美)が子宮がん初期と診断され手術を受けるシーンがあるが、これについて思ったことがある。この母は普段から家族に対して持って行き場のない苛立ち・不満を感じながらイライラして暮らしている。このイライラ&不満、このような生活をずっと続けていると免疫が下がったままになりになりやすいと思う(一応、経験者は語る)。

心の内面が身体に症状として現れるのは当たり前である。心と身体は繋がっているのだから。

この場合、娘や夫が悪いと思いがちだがそうではない。自分の外側に責任を押し付けても何の解決にもならないというこを自覚する必要がある。そんなあほな?と思うかもしれないが、どんな家族であれ自分が作ってきた家族なのだから、自分が変わるしかない。今すぐイライラを捨て視点を変えれば、自分の周囲には小さな幸せが沢山存在していることに気づいていける。

ものは考えよう。
見てる視点をどこに合わせるかで自分の状況は真逆にもなりうる。

又、常にイライラしている人がいると周囲にその周波数が伝染し、周囲も嫌な雰囲気になっていく。イライラの感染源になっていることを自覚すれば、笑顔になったほうが絶対幸せだよね。そしたら家族もいつしか笑顔になりお手伝いもしてくれるかもしれない(過度に期待してはいけないが)。

イライラだけじゃなく、不安や恐怖を常に感じている状況も心身に悪影響が起こる。不安・恐怖を煽る情報はサヨナラしよう。でも見たければ好きなだけ見るといい。自分の人生、人に何を言われようが不安に煽られて恐怖の毎日を過ごすのも否定はしない。

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お金の使い方で人生も決まる

お金の話は日本ではタブー感が大きいが、実はみんな興味深々。お金の使い方でその人がどんな人か大体わかるし、一概には言えないが時間の使い方にも通じると思う。私が経験したところ、お金に大変ルーズな人は時間にもルーズな事が多かった。散財する友達(又は金銭感覚が全く違う友達)と親しくすることは、自分もその渦に巻き込まれて悩みが増えることになる。

お金の使い方がルーズなままだと老後いつまでも働き続けないと生きていけない。自分の人生の「貴重な時間」を「金銭を得るための労働」に変え続けないといけないのは私は遠慮したいと思うタイプ。それにもし突然病気になって仕事を失うことになると一瞬で生活が立ちいかなくなる。なかなかのギャンブラーだ。

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私の過去は

私が一人暮らしをしていた昔を振り返ってみると、家の行き来があるような親しい友達は皆それなりに倹約家だった。都内で一人暮らしとなると家賃はかなりの額が飛んでいく。そんなに無駄な物を買う余裕もなかったのも事実。

ただ、一人だけ凄く散財する友達が居た。その友達と一度会うと1万円は軽く飛んでいく。20代で。この散財友達とは結局15年くらい縁が続いたが、最後には彼女の方が破産し縁が切れてしまった。でもすごく大事な事を沢山教わったし金銭感覚さえ普通であれば、ずっと付き合いしたかった相手である。

倹約家の友達と会う時は家呑みが多かったので出費はほとんどなく1,000円程度で収まるので月に何度でも気軽に会うことが出来た。

無駄と思うものは

何を無駄と思うかは人それぞれだが、私の場合すぐにペットボトルの飲み物をコンビニで買ったり自販機で買うような人は少し警戒する。こんなこと頻繁にやっているのだろうか?と。普段からお茶や水を持ち歩けば0円で済むのにそれができない?市販のペットボトルは保存料も入っているし、お茶は出がらしのように薄くて美味しくない。

もしかしたら、世代によってはタンブラーで飲み物を持ち歩くのは恥ずかしいと思うかもしれないが、その考えは何の根拠もない「他人からそう思われるかもしれない」という客体から見た概念であり、妄想であり、本当に下らないと思う。人からどう思われるか?等を気にして生きている人生は自分の人生を生きてないとはっきり言える。嫌だな・・と思っても断れないことなどもあるのではないかな?私は嫌な事は一切しない。すぐ断る。

コンビニで毎日スイーツやおにぎりやドリンクや唐揚げなんかをちょぃちょぃ買ってしまう方々は、お金持ちではない可能性が高い。そもそもお金持ちは高級スーパーでお買い物をするのでコンビニにはよほどの急用以外行かないと思う。

ペットボトルだけじゃないけれど、ここから派生していろんな無駄に繋がっていく。数百円から契約できる格安スマホがある時代に未だに高額なキャリア契約していたり、お買い物に行くのが面倒とかでウーバーをお手伝いさん代わりに多用していたり、なかなか面白い世の中なのである。しかしそのような人がいるからこそ社会がなんとなく回っていたりするので何が良いとは言えないね。

給料が多くても全然足りない人もいれば、少ない給料なのに若くても数百万、数千万の貯金をしているような凄い人もいる(ケチは嫌だが)。

貯金が出来ない人の共通点は、何に使ったかわからないけどなんか知らんお金が無い、と言うようなことが多い。家計簿も付けないしお金の流れを把握できていないのだ。この辺は得意不得意があるかもしれないが、子供の頃に小遣い帳をつける教育をしてもらえる環境があったか?が鍵かもしれないね。

ドラマでやってるような毎日100円玉を貯金するというのもいい手だが、貯金するために貯金箱を買おうとして、「それがだめなの、貯金箱買うのが無駄でしょう。家にある箱とか缶に貯めればいい」という基本的なことも大切。

ドラマの話へ

ドラマの中で、美帆がお金の貯め方みたいなセミナーに通うシーンがあるが、セミナーに来ている人達はお金の貯め方がわからなくて勉強しにきている。当然ながら皆、机の上に置いているのはペットボトルの水か自宅でいれてきた飲み物なのだが、美帆はスタバみたいなドリンクを持ち込んでいた。講師から「その飲み物幾らしたの?」と聞かれ「650円です」と言う美帆。その場の雰囲気は「ありえな~い」という空気感が目一杯漂っていた。面白すぎる!この感覚、わかるだろうか。

650円もするドリンクを頻繁に買っていたらすぐにお金はなくなってしまう。でもその感覚が欠落している人もいる。そして実はお金持ちほど意外とそうゆう無駄な所にお金使わない。庶民でそこそこお金に余裕がある人というのは、特別稼ぎが良いからお金があるのではなく、使う所、使わない所をきちんと明確にしているから貯まるだけである。お金もちほど格安スマホを使っていて、貧乏人ほどキャリアを使い続けているという統計ももう何年も前から出ている。(山岳地帯などでキャリアしか電波が入らないとかの場合は仕方ない)。

固定費を抑えよう

ドラマでもあったが、固定費の見直しは凄く重要。食費などはあまりケチりたくない。安い粗悪なものを食べて病気になって医療費がかかったら意味がない。

光熱費もこれからまだまだ上がっていくような報道もあり、物価の値上がりもなかなか凄い状態で、庶民の暮らしはどんどんじり貧になっていきそう。サブスクリプション契約なども、だらだら毎月契約するのではなく、あまり使ってないものはやめるとか、1つに絞るとか。

私の場合スマホ代はマイネオ契約で月額800円ほど。自宅はeo光を引いているが光電話は長期割引で基本料が無料になっている。これ以上固定費削れるところが無い状態を20年くらい前からキープしているが、削るといっても必要なものまで削るつもりはないので、光ネット回線は必須ということで。

サブスクは無料キャンペーンをあちこち渡り歩くので限りなく0円に近い料金でキンドルやオーディブルや様々な映像サービスを利用している。そうしようと思っているわけではないのに、無料のご案内メールが来るのでそれならばと契約して、キャンペーンが終わる頃には解約しているだけなのだが・・アマゾン等の外資系はサービスが良くて有難い。

本が好きなのであちこち読み散らかしているが、何度も読み返さないといけないような難しい本は購入し、図書館にあるものは出来るだけ借りることにしている。

投資

投資に関しては政府がCMなどでNISAを異様に薦めているが、なかなかの罠であると思えなくもない。もうそんな時期ではないし遅すぎる。だってこれから金融制度がガラッと変わるのに(グレートリセット)何言ってるんだろう?と思うの。岸田さんは自分は株を持ってないのに国民に薦めるんだもん、なんてこった。

これについては詳しくないので下手な事は書けないが、私は積み立てNISAは、米ドルに関しては去年中頃だったか実現損益がプラスの時に売却してしまった。もう米ドルは世界の基軸通貨として機能していない。NISAを売却するなんて馬鹿なの?と通常であれば思うのだが、これから起こるのはグレートリセットなのである。どうなるか私もわからん。

ドラマの誘導

ドラマの中で祖母役の中尾ミエさんが、1000万円貯金があり悠々自適に暮らしているのにまだ仕事を探してお金を得ようとするところは、団塊世代への「年老いても、お金に余裕があってもどんどん働け~」という政府の誘導かな…と感じた。しかもキラキラした生き甲斐のために老後も働こう~っていう印象付けが透けて見えてちょっと怖い。働く人が増えると税収が増えるものね。けれど社会はロボット導入が進み単純労働はどんどんなくなっていく方向なのだが?!

ミエさんのセリフの中で「もうすぐ死ぬってわかってたら働かない」と言ったのを聞き逃してない。仕事が何よりも生き甲斐ってわけでもないなら、残りの人生は好きな事をして本当にやりたいことをやってそのためにお金を使う方がいいような気がする。

60~70代前半で脳出血になった、突然死した等、私の周囲でもポツポツ出てきている。TVの中では芸能人やアナウンサー、スポーツ選手が若くして突然亡くなったりして違和感が大きいが、原因はわかる人にはわかるし、わからない人にはこの先もずっとわからない。これも人生なので良いも悪いもなく、ただそのような現象が起こっているだけと思っている。

文庫本がビックヒット

ところでこの「三千円の使い方」は原作の文庫本がビックヒットしている。さっきも書いたが、ドラマの内容は面白いのだが誘導も入っている(原作とドラマは筋書きは違うかもしれないね?)

このドラマ、見る人の視点によって全く違う内容として印象に残るだろう。三千円を本当に欲しいものに使えるような人生が私は良いなって思うし子供達にもそうゆう金銭感覚を持ってもらいたい。

ポンテヴェキオの指輪

そう言えば、亡き父が時々1万円札をくれていたことがあって、そのお札を貯めていた私は、最終的に父が他界すると分かった時にポンテヴェキオの指輪を購入して「これを買った」と父に見せた。父は「ずっと貯めていたのか?」と驚いていた。

今その指輪はかなり値上がりして2.5倍になっているのだが、指輪なら形見としてずっと持っておける、そんな想いであった。貯金してしまうと自分の預金と混ざってわけがわからなくなってしまうが、この場合ゴールドにかえておいて正解だったと思う。

コツコツ貯めるのは面白い

今やっているのは、ウォーキングで稼ぐトリマポイ活で貯めたお金で高価な本を買う事。普通にお金を払って買えるのだが、そうではなくてポイ活で貯めたお金で買うことにワクワク感があるの。

グレートリセット後、世界がデジタルマネーへ移行したら、子供達にお金の大切さを教えるのが難儀になるなと懸念している。日本銀行もデジタルマネーへ移行する準備をしている。ちなみにグレートリセットは2025~2026年頃と言われているが、先のことはわからないけれど、電子マネーが全く使えない方は今から勉強しておくのも大事かもしれないね。まだまだ現金決済が根強い日本ではしばらくは紙幣も併用されると思うが、古いものに固執してるだけだと進歩がないかなと思う。

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精神ぷらりたび(前題:海外ぷらりたび)

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