幸せにボケた亡叔父と、超高齢な祖母の入院

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今しがた、ふっと亡叔父のことを思い出しました(私の祖母の兄)。

この、頭の中に急に過去の出来事がどこからとも知れず湧いて出てくるってほんと不思議だなぁと思います。もうひとつの私の意識が「今ココに関係ないことを何か思い出してる」と、しっかり気づいています。

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幸せにボケた亡叔父

施設に入っていた叔父の最期の数年間(当時80代後半)、私も時々会っていたけれど、ちょっと物忘れが??と思っているうちに、突然私のことがわからなくなり驚いた。

私を見て「この人は・・どなたさんでしたかね??」と戸惑いながら敬語で小さく呟く姿。結構驚いたけれど、ボケるってこうゆうことか。。

人の顔や名前がわからなくなっていき、叔父の心は穏やかで至福な印象に見えもします。周囲が大変なだけで、本人は。。とも聞きますね。

「あんた誰?」「こんな人知らん」じゃなく、「どなたさんでしたかね?」という丁寧な言葉使いに救われもしたけれど、敬語なところをみると初めて会う人のように感じていたのでしょう。叔父は、うちの母のことは最後までしっかりわかっていて、頼りにしていた。

叔父には息子と娘がいます(みんなもうよい年齢)。息子さんが施設に会いに行かれた時の叔父の反応は凄かった。

「あっ、怖い人が来た!この人、怖い人や、、」と。。。めちゃ怯えるのです。

「おっちゃんの息子やで?」と言っても「いや、怖い人や、、」と、隠れようとします。小さな子供のように。

この時の、完全にボケてしまった時に出ている反応は、叔父の素のままの本音なのであろう。

ボケる前は、まだ自我意識がしっかりしていた頃は、叔父のほうがしっかりしてて強いくらいと思ってましたが、実は内心は違ったのかな?

息子さんが怖いわけでもなく、普通なんですけど、でも普段あまり会わない親戚に見せる姿と、実の親に見せる顔は違うでしょうから。

ふとそんな、叔父のことを思い出したのでした。

この事を思い出し、自分の親がもし万が一ボケたとき、私を見て「あ!怖い人や。。」と怯えないようにしたいと強く!思います。何気ない、きつい態度や言葉が潜在意識に埋め込まれて、ボケたときに実の子供が怪物のように怖い人に変身してしまうって~こっちも悲しいけど怪物だと思い込んでる本人も気の毒。。( ̄▽ ̄;)

私はきつい態度はしませんけど(たぶん)たまに言わんでいい事を言う事がある 汗。

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祖母の入院

叔父を思い出したのは関連があって、叔父の妹である「私の祖母」が入院したのです。もう老衰ですが。。(96歳)誤嚥性肺炎で入院し、検査したら腎機能が弱まっていて脱水症状。

この弱弱しさで入院となると。。年齢的にもう。。

で、入った病院は「入院しちゃうと一切面会できない」のルールがまだ継続中とのことで、祖母に会えない~!それでも1週間に1度、身内2人まで面会できると聞き、孫である私が面会できる順番はいつまわってくるのか?そもそもこの1~2週間で祖母がどうなるかもわからない。

96歳というのは回り年ですし何かありそうな感じもします。そこを越せばもう少し生きる、というようなものが。

何かあったら延命するかどうか聞かれました。同意書などもいろいろ。いや、延命はしません。安らかに。。ただ安らかに。でも、家族と会えないまま病院に缶づめにされて、というのは嫌だなぁ。。さて、どうすべきなのか?

祖母に最後に会ったのは数日前(行っといてよかった)。

病院や施設で面会不可だと、最期は家族に会えずに、、というのが今の普通なのでしょうか。。なんかおかしいと思うけれど・・

祖母は20代後半の孫と二人暮らしで、毎日ヘルパーさんや訪問看護で大変お世話になり、定期的に主治医も来てくださって健康状態を診てもらってました。

最後まで自宅で、、というのは今の時代はなかなか難しいそうです。昔は大家族だったので、大往生のひぃばあちゃんは自宅で皆で看取ることができましたけど、核家族化している現代は。。

03日記
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精神ぷらりたび(前題:海外ぷらりたび)

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