本日最終日、ユトリロ展に行ってきました。場所は京都駅に直結された伊勢丹の7Fにある美術館。入場は大人1000円で、今回招待チケットはいただきものです~。
生誕140年 ユトリロ展
館内撮影がNGだったので、写真がこれだけしかありません。
モーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo, 1883年12月26日 – 1955年11月5日)は、近代のフランスの画家。生活環境に恵まれなかったが、飲酒治療の一環として行っていた描画が評価され、今日に至る。
ユトリロは、エコール・ド・パリの画家のなかでは珍しく生粋のフランス人だったという。彼の作品のほとんどは風景画、それも、小路、教会、運河などの身近なパリの風景を描いたものである。ありふれた街の風景を描きながら、その画面は不思議な詩情と静謐さに満ちている。特に、壁などの色に用いられた独特の白が印象的である。第二次世界大戦後まで余命を保つが、作品は、後に「白の時代」といわれる、アルコールに溺れていた初期のものの方が一般に評価が高い。パリ郊外のサノワにはモーリス・ユトリロ美術館がある。またモンマルトルにある墓には献花が絶えない。
美術館では、若い頃に描かれた絵から順に展示されており、最初の「白の時代」、、ここは、色彩が鮮やかではなく、なにか少し病的なもの、暗い寂しさなどが絵から感じられ、ちょっと怖いかも?なんて思ったのですが、なるほどアルコール中毒。
精神病院に入院していた、と書かれておりました。家庭環境がかなり微妙そうで、美しい母親が恋多き女性、ユトリロは気の毒な人生だったのだろうな、、と。アルコールで脳がユラユラしているときに天と繋がって無になり、引きこもって絵を描き続けたってことでしょうか。
ユトリロは第一次世界大戦のとき兵役につきますが、アル中のためすぐ除隊させられ、また絵に没頭できることになりました。
除隊して以降は絵の色彩が徐々に変わってきて、風景だけではなく花なども描くようになり、そして晩年は絵の色彩がとても鮮やかになり、私は晩年の絵の方が断然好き。パリの街並みが素敵でした。
しかし世界での評価は「白の時代」が良いとのこと。この病的な時代の薄暗い感じの色彩が良いのかしら?
耳鳴りチェック
ところで、美術館に行きたかったのは耳鳴りをチェックするためでもありました。
最近どんどん耳鳴りが大きくなってきて、加湿器がずっとついているような状態。日中は気にならないけれど朝や夜など、環境が静かな時にサーーーーー。。。
この加湿器耳鳴り、美術館のような管理された場所ではどうなるか?
結果、やはり!!!想定通りで、耳鳴りが一切しなかった。
不思議です。これはどうゆうことなのでしょうか?耳鳴りだと思っているのは自宅の何かの周波数の音なのかしら?
美術館の中では音楽も鳴っておらずシーンとした環境、しかし空調の音は聴こえる。赤外線センサーみたいなもの(赤い光)が絵のガラス面に反射してました。
耳が通ったような感覚、すっきりした頭になり、絵を見ながら「この耳は一体どうなっているのか?」とちょっと思いましたねぇ。。
嵐山の美術館と、ニデックのオルゴール館に行った時も、館内では耳鳴りが皆無だったんです。不思議やわ~。。
コメント
ユトリロ
やっぱり生年月日を見ると人がいかに星の影響を受けているかわかりますね
やはり星の影響、あるんですね。
ユトリロの生涯はかなり壮絶といいますか、
気軽に絵を見に行っただけだったのに驚きました。