家族葬でぼったくり

03日記
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知人の話なのですが、15名の家族葬で300万円超えの支払いになってしまった、ぼったくられたと思っている、とのショッキングな話を最近聞きました。

その場にいた人、皆で一斉に「ぇーーーー!っ」

相場っていうのもよくわかりませんが、家族葬なら大体100万ちょいくらいでしょうか?(それでも高い気がする。。)

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去年私の祖母の葬儀

去年私の祖母の葬儀をしたときはセレマで行いましたが、120~130万くらいだったと聞いてます。そのうち、祖母がセレマで積み立てしていた分が100万あったので、残りの差額を払うだけですみました。正し、神主さんにお支払いした分は別途、30万くらいだったかな?(神道なので神主さん)

その時のセレマの担当者さんはとてもいい印象でしたし、高いものを契約させようとかそんな雰囲気も微塵もなかったです。

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知人の話

知人がボッタされたという話に戻りますが、どこで契約したのかというと、よくCMが流れている「ち~さなおそ~しき」のところで行ったとのこと。どこが小さいの(;^_^A?でっかいお葬式やん!

祭壇は「ちょっと!芸能人じゃあるまいし?!」というようなご立派なものだったとのことで、花が波打つようなデザイン。しかし、お花の半分は造花だったとお怒りでした。(生花は半分だけだった)

最初の契約時、100万以内でと伝えていた。けれどあれもこれもと追加を言われて、こちらのほうが故人様がお喜びになれれるとかなんとかうまいこと言われて、結局支払金額は300万超えになり、あまりに驚いて「キャンセルしたい」とすぐ申し出ると「もう人が動いてますから、キャンセル料が発生します」と有無を言わせないような圧力を感じた・・とのことでした。高齢の母と、娘(知人)だけで契約話をすすめたので、女だけだと思って足元見られたんだと今では思っている・・・と。

(;”∀”)・・・

担当のセールスマンさんは、かなり口がうまく(ホストのような口のうまさ)あれこれどんどん勧められて、骨壺も大・中・小があり、大がいいですよ~。

でもさすがに大きい気がして、中サイズにしたそう。結果、納骨堂に大サイズは入らなかったので、中にしといてよかったとのこと。

でも15人の親族だけの家族葬で、小さくしようとしてたのに祭壇だけやけに立派な葬儀になってしまい、亡くなられたお父さまの預金が殆どなくなってしまったと、、聞いてるこちらも悲しくなるようなお話でした。

お墓はわりとご近所にある納骨堂を新規で契約して、80万円だった。永代供養ではないので、50年後(だったかと)には出してよそに移動しなくてはいけない。更にあれこれまだ費用がかかると言われた、とも聞きました。

えー!
えー!

「私の亡き父は、2011年に西本願寺で納骨したけど、永代供養でたった2万円だったよ」と言ったら驚かれてしまった。生前、私の父は「実家の墓には絶対入りたくない、西本願寺に入る」と言っていたので、私はそのように指示通りしたまででした。

お葬式の金額、納骨とか、その辺のことって、いざ自分がやらないといけない時に「何もわからない」という事も多々あるかと思います。例えば50万円で葬儀ができます、とうたっていても、あれもこれもと追加させられて結局数倍になってしまった・・なんてこともあるかもしれない。

相場を知っておくことは大事ですし、そもそも、「これこれ、いくら以上はびた一文払えないからその範囲内でやってちょうだい」とはっきり強く、契約時に伝える事も大事かもしれないですね。

その時になって慌てて決めるというのでは、最初から主導権を葬儀会社に取られてる状態になるので、こちらが主導権を持つためには情報を知っておくことは必須な気がしました。そして知り合いに口コミしまくるのも大事ですね。ちょっと聞いてたら「あ、そう言えば」と警戒できますし。

京都では火葬待ちも全然ないですけど、関東では亡くなる人が多すぎて(人口が多いので当たり前ですけど)ドライアイスが大量に必要になり、1日1万円のドライアイスが2週間分必要とニュースで出てたの見ましたけど、いろんな費用がかさんでしまい、なんだかなぁと思います。

正直なところ(あくまで私の考えなだけですが)人が亡くなるとは、肉体から抜け出た霊体が違う次元に行くだけの話で、葬儀というものは残された家族が納得するための儀式。納得するために(無知がゆえ)想定外に何百万も取られて、その後の生活が非常に苦しくなったりするのは悲しいなぁ。。と思います。支払いに問題ないなら人にこんな話しないでしょうから、知人はとても辛い状況になっているのだろうと。

納骨堂も良いのですが、西と東でちがうといってもうちと同じ本願寺派。80万円の納骨堂と、2万円の永代供養。この差も大きい。でも、自分が決めたものが一番いいです。人それぞれ考え方は違いますものね。

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葬式は、要らない

日本人の葬儀費用は平均231万円。これはイギリスの12万円、韓国の37万円と比較して格段に高い。浪費の国アメリカでさえ44万円だ。実際、欧米の映画等で見る葬式はシンプルで、金をかけているように見えない。対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも豪華になったのか。どんな意味があるのか。

お葬式が要らないだなんて、なかなか衝撃的。家族が円満だと尚更、お葬式をしないなんて意見は通らないでしょう~と、私もずっと思っていました。

この本は亡き父が癌闘病中に読んでいて、余命が大体わかっていたので父なりにいろいろ調べていたようです。

本にはマーカーがされていて、最後には父の署名までw(本に名前書くか?wおもしろすぎる)

父から「葬式はしなくていい」とこの本を渡されましたが、葬儀はしました。この本も、ごめん、読んでないのです。読めなかったんです。今なら読めるかも・・

この本をどんな思いで読んで、線を引いていたのか、、と思うとなんだか悲しくて。しかしマーカー引かれている所を少し読んでみると、残された家族が多額のお金を、「物質的には何も残らない葬儀」などに使うよりも、もっと生きてる人のために有意義に使ってほしいと思ってたことがわかりました。

見送る人の気持ちもあるので、その辺は難しい所。ただ、ぼったくりされたという嫌な思いが残るような契約には本当に注意が必要だなと思いました。

03日記
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精神ぷらりたび(前題:海外ぷらりたび)

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