自転車走行中に気づいたこと
私が自転車を走行している時、ほとんど無意識である。そんなあほな!危ないやん?と思われるかもしれないが、自転車だろうが車だろうが徒歩だろうが、人は乗りなれたものに乗っている時はほとんど無意識で動いている。(徒歩は、自分の肉体に乗っているという感覚。)
自転車に乗るとき、ペダルを踏んだあとはもうほぼ無意識(なんならペダルを踏む前から無意識)。いちいち「よし、ハンドル持った」「よし走行するぞ」「右曲る」などと頭で言語化していない。それは自転車にうまく乗れない子供の頃なら、コケないように全意識を集中してハンドルを握っていただろう。しかし今やハンドルなんてふわっとしか持ってない・・
走行中に無意識に足を搔き、顔をさわり、いろいろやっているがその時の私はただ目の前の視界を眺めているだけ。痒いから搔こう!と思考してない。
この、視界に映るものを眺めているだけっていう状態は右脳がやっている。その時の心の状態は、言語化してない世界でただただ幸せで平和で穏やかで素晴らしいというような「湧きあがる印象」しかなく、これはブログなので”幸せだなぁ”と文字で書いたが、脳内では言語化していない。そのような雰囲気を全身で感じるだけで、左脳がシーンとしている状態。
もし心配事がある人なら、自転車に乗りながら、歩きながら、走行するのに全然関係ない「あの人の事」や「いつかの失言」のことや「未来の不安」「誰かへの怒り」などぐるぐる思考が回っているのだろう(左脳の仕業だヨ)。この左脳の仕業が、悩みのない人には無いと思う。悩みがないのがいいわけでもなく、悩みがあるからいろいろ気づきも起こるので、何が良いとか悪いとかの話でもないんだけれど・・
ハンガー
先日自転車走行中に、突然視界に針金のハンガーが飛び込んできた。ぐにゃっと曲って道路に落ちていたのである。あやうく自転車で踏みそうだったが、私がハンガーだ!と気づく0.5秒ほど前にもう私の手は勝手にブレーキを薄くかけ、ハンドルを緩やかに切っていた。このことに気づいた時は結構感動した。(でも誰もが普段からやっている普通のこと)
私が「あ、ハンガーだ、危な!」と左脳が言語化して認識するちょっと前にもう勝手にその異物をよけている行動をしていた、ねぇ、それ一体誰がやったの?私の中に別の操縦者がいるw(みんなそうなんだけど)。
今日はたまご!
今日は、主要な買い物を済ませさぁ帰ろうとまたぼーっとモール内を歩いていたら、突然「たまご!」と脳内で聞こえた。かなり強く聞こえた(頭に響いたとも言える)のでびっくりした。子供が「たまご!」って言ったみたいな印象だった。(誰か道行く他人さまが言ったのが聞こえたわけではない)。
ちょうど、いつも買う平飼い卵屋さんの付近でその状態になったのだが、店まではまだ数軒先で、店は視界にも全く入ってない。声が聞こえなかったら完全に忘れて帰宅していただろう。
ふと「あ!これ買うんだった」と思い出すようなことは誰でも起こる現象なのだが、それは皆自分が思い出していると思っている。
しかし自分ではなく「たまご!」と教えてくれたのは絶対に私ではないと思った。誰だろう?w私の中に私をうまく操縦する何かがいる。
「たまご!」と脳内で声が聞こえて「あ、卵買ってきてと言われていたのだった」と思い出す。この「あ、卵買ってきてと言われていたのだった」が私であり、教えてくれたのはあんた誰やねん?状態。声も違ったのだ。もう明らかに別の何か。
この日常に起こるどうでもいいようなことに「気づく」ことが覚醒に重要なのだと思う。常に自分とは何か?気づく、気づく、気づく作業。気づいたら手放す。ずっと考え続けないョ。
運転中の無意識は、変性意識状態になる寸前?!
保江邦夫先生 2022年 第5回 お笑い真理塾 <#11>
変性意識に入る極意~瞑想や坐禅や山に籠るよりも簡単な方法は~
この動画は非公開になりました↑(2023/9/2現在)
SNSお仲間が教えてくれた動画↑、なるほど~と思った。貴重な情報に感謝。
車や自転車、誰でもほとんど無意識で運転しているのだけど、それに気づかないで乗ってるだけでは何も起こらないのだと私は思う。
この状態が変性意識状態になる寸前、その道筋なのだと「知ってる」ことが大事で、そのうちいつか世界と私が融合できる日がくるのかな~と考える(神秘体験のこと)。融合した世界、見てみたいよね。自分と世界の境界線がなくなるってどんなふうなんだろう。
そう言えば私が知ってる人でも、神秘体験をした人はみんな一人で車を走行してるときだった(いやぁ、危ないね~)もうこの世界に感動しまくるんだっていう。全てが完璧なんだとわかるのだと。
私は頭で「全ては完璧」だとわかってるだけ。それじゃなくて、生きてるうちに「実体験」がしたいの。
又、なにも精神世界の知識が無い人がいきなり勝手に神秘体験状態になることはなく、やはりそれらに強い感心があり、その関連のいろんな本を読んだり瞑想したりヨガしたり、その世界の知識が頭に沢山入っている人が、そのうちいつか体験できる世界~なんだろうね。(例外はあるだろうけど。)
私の場合、自転車走行中に左脳がやかましい状態になるときは、初めて行く場所で道が全くわからない時など。けれどそれは今ここで起こってることをやかましくやってるだけなので、自動思考ではない。難しいな。
ほんと、人間ってほとんど無意識で動いている。全自動!心臓も勝手に動いてるし、私は私の細胞にもアクセスできない。細胞が今どうなってるかわからないし、意思疎通ができない。全て無意識がやってくれている。私の後ろにいる無意識が。うしろにいる。
後ろの正面だ~あれ・・
キャー!あの歌!かごめかごめ。後ろの正面は・・自分やん。
朝起きて、歯磨きしようって思ったら勝手に足が動いて洗面所に行って~その一連の行動をいちいちしっかり意識してやってるわけじゃない。無意識で動いていても突然「あ!」と閃いたり何か大事なスケジュールを思い出したり、お知らせも来る。
いろいろ「気づく」と面白いことがわかってくるので、覚醒に興味がある方はやってみてほしい。覚醒に興味ある人なんてほとんどいないだろうけど(;^_^A 変な人と思われるのでこっそりやりましょう。
コメント
これは外に出かける時に何か忘れていることに気づくのか1番わかりやすいと思いますね
そうですね。ふと気づかせてくれるメッセージが突然降ってきます^^