エックハルト・トール|自分がその静寂そのものであると気づく~人類に現れ始めている新しい意識状態

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FBでエックハルト・トール氏の動画があったので書き起こしました(ちょっとだけ一部省略あり・ちょっとくどかったので、、)

聖者や隠者の方々の本も素晴らしいですが、ちょっとわかりにくいところもある。
しかし、それを現代風にわかりやすく表現しなおしているのがエックハルト・トール氏でありますね。まだご存命で、良かった。

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これが今、人類に現れ始めている新しい意識状態なのです

という内容の動画です。
※個人的にぐっときたところは太字にしておりますが、私が勝手に太字にしているだけのものです。

意識のシフトの時期。 エックハルト・トールから学びました。 | By 木下優 | Facebook
意識のシフトの時期。 エックハルト・トールから学びました。

ただ人生を過ごすのではなく
次々起こってくる出来事に反応して生きるのではなく

新しいこと、思考、感情、出来事、人々、場所
あなたの周りの環境は常に変わるものなのです

それらはみな「内容物」に過ぎません
それら「内容物」に反応するのではなく
「内容物」はあるがままにさせて気づいていくのです

気づくと言っても
ただ、今現れている出来事に捕らわれていることに気づくだけでなく
「今そのもの」に気づき始めていくのです

今現れている現象を超越した「今そのもの」に気づいてくのです
それが驚異的な意識の変容なのです

では「今そのものに気づく」とはどうゆうことなのでしょうか?

それは―――
すべての現象の根底に流れる静寂に気づくということです
その静寂を感じ取るのです
感じるというのも正確にはちょっと違います

自分がその静寂そのものであると気づくのです

一度その自分に気づいてしまうと
自分とは、深く根底に流れる静寂そのものなのだと気づくと、問題だらけだった世界が、そうではなくなってしまうのです

自分自身が静寂そのものだとわかった瞬間
あなたの人生に起こることが
それがどんな内容であれ
あるいは、あなたの頭のなかで
どんなストーリーが廻り始めたとしても
どれも問題ではなくなってしまうのです

それは単に「私の作ったストーリー」に過ぎず
そこにもう自分を結びつけなくなるのです

勿論、物理的なアルバムや頭の中のアルバムはそのまま残ります
それらは確かに自分に起こったことです
ただそれだけのことです

あるいは最近の人はビデオに録画したりしますから
あなたにもそんな記録が何本かあるかもしれません

2年前、5年前、10年前の記録です

これは最初の妻と一緒に写っている私
これは2番目の妻と一緒に写っている私
(会場、爆笑)
これは3番目の妻で・・・

でも「これはみんな幻想だよ」と言うようになるわけではありません
それらは実際起こった事です

でもあなたは「今ここ」で思い出した過去の出来事に対して、反応的な態度を示すことがなくなるのです
思い出すということも「今ここ」でしか出来ませんから、過去のことが「今」この場で思い出されたということです

でもあなたはもうそれらを思い出しても、個人的に受け止めないし出来事に反応したりもしないのです
また、前妻や前夫に反応している自分を見つけようともしないのです

これはひとつの例ですが
「あの時夫はああ言った、妻はあんなことをした、絶対忘れないぞ」などといった過去のストーリーはなくなるのです

それらは単に過去に起こった出来事です

そこに「私」は居ません
出来事に自分が一体化されていないのです
一体化するための「私」も必要なくなるのです

また、未来にも問題はなくなります
勿論、いろんな意味で未来は必要です
未来を否定する人も居ません

でもあなたは将来どこかに自分を見つけ出そうとすることはなくなるのです

未来に自分を見つけることは出来ないのです
だから未来にも問題はなくなります
未来に恐れを抱くこともなくなります
約束事に対しても恐れがなくなります
(会場:爆笑)

約束はします
来週の計画を立て、取り組んだりもします
1年後の計画、約束をしたり
これからすること
未来の予定を立てることはします
でもそこに捕らわれることなく計画するのです

努力なく、淡々と、ただ行動するのです
精一杯努力して頑張るのではありません
「努力」というのはそこに自分というものを確認したいという力が入っているものです
自分というものを確認したい時、人は努力するのです
そこには無理があり、ストレスもかかってきます

でも、それがなくなれば人生はシンプルになってきます
だからと言ってチャレンジすることがもう出来なくなると言ってるわけではありません

勿論、チャレンジすることはやってきます
素晴らしい体験です
でも「今」だけのチャレンジはシンプルなものです
「今」この場にそんなに大それたことがやってくるわけがありません

・・・

緊急事態が起こった時、このようなことを体験する人もいます
火事場の馬鹿力というものです

でも「なぜそんな勇敢なことができたのですか?」と聞かれても、その瞬間に思考は働いていませんから、大いなる力が自分の代わりに働いただけなのです

だから皆口をそろえて「なんだか自分でもわからないけどできたんです」と言うのです
彼らは自分が大それたことをしたなんて思っていないのです
そこに自分は関わっていないからです

あなたの全人生がそんな感じであることも可能なのです

シンプルに、連続的に、あなたの意識を
「今ここ」この場
この場そのものに住まわせていくのです

そしてこの世に起こることをあるがままに起こさせておくのです
良いのです、素晴らしいことです

形あるものはあるがままに行ったり来たりさせておくのです
形あるもので、長く留まるものは1つもありません
形あるものはすべて、出ては消え、それを繰り返しているのです
出てくるものは出させておくのです

あなたはあなたの周りで戯れる形を楽しめばよいのです
そうなったら、失うことへの恐れもなくなります

何故失うことへの恐れを抱くのか?
それはあなたが、あるもの・あることに自分を結び付けているからなのです

だからそれを失ったらどうしよう
「私」の一部を失ったらどうしようとそこに恐れが生まれるのです

物理的なものを失う恐れ、どんな恐れでも同じです

つまりその恐れが終わるのです

人類がこれ以上恐れに支配されないで生きる事ができたら、どんなに奇跡的な変容となることか!計り知れないのです

どんな時も喜びをもってイキイキと生きる事が出来るようになるのです
どんなことが起こっても、そう生きられるのです

なぜなら、出来事・現象はそれほど重要なことではなくなるからです
形あるものに過ぎないからです

形あるものの生命は短いものです
単に目に見える現象の戯れに過ぎないからです

宇宙が形を使って遊んでいるのです
意識が形あるものを使って戯れているのです
自由に遊ばせておけばよいのです

そしてあなたもその形あるものの遊びに、一緒に参加していればよいのです
自分を押し出さなくても、現実創造は出来るのです
そうなった時、あなたの創造は美しいものとなるのです

でもあなたが自分を押し出して、利己的に創造しようとするとそこにネガティブな地場を創りだしてしまうのです

「私にはこれが必要だ、これは欲しい、これがなくてはダメだ」
「これがなければ自分には価値がない、これは失うわけにはいかない」

するとそこに競争が生まれ、人と戦わなくてはならなくなるのです

「彼の方が先に手に入れてしまうかもしれない」と、私たちの文明社会を創り上げているこれらのすべてのことが終わっていくのです

意識のパワーがあなたという存在を通して沸き起こり、何か創造したがっているのです
意識が何かを創造しようとしているのです
それが何かは誰にもわかりません
それをあなたが今知る必要もないのです

創造したいように、溢れ出るままに創造させておけばよいのです

そうなったらあなたの人生に残されるものは
「シンプルな今この瞬間」だけになるのです

それはいつでもどこでも、とてもシンプルなものです
あなたが過去や未来に自分自身を見つけようとしなくなれば、あなたは「今この瞬間」を大切にすることができます

心から「今この瞬間」を大切にして生きる事が出来るようになります

「今この瞬間」こそ、人生・生命が表現しているものだからです
あるがままの今をまるごと受け入れるのです
「これがあるがままの今なのだ」

今をまるごと受け入れることによって、あなたは形あるものの周りに「空間」があることを知るようになるのです

これが今、人類に現れ始めている新しい意識状態なのです

地球人のためのスピリチュアル・レッスン
http://VastStillness.com

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