著)ルドルフ・シュタイナー 「星と人間 精神科学と天体」より
月と根
(P137)植物の根は月の影響下にあります。月は植物の生長に影響します。ですからある種の植物の根は人間に必要です。
消化器官である腸に嫌な虫が棲むことがあるのは御存じでしょう。虫が寄生しやすい人にとってビート(甜菜、砂糖大根)はよい食べ物です。ビートが腸に至ると虫は萎えて便とともに出ていきます。
虫のような下等動物の生命に根が影響を及ぼすことがわかります。ビートの根は私達には毒ではありませんが、虫を毒殺します。虫の駆除が最も強力になるのはビートの根を満月の時に食べた時です。月相を考慮に入れなければなりません。
植物の根を研究すると、植物は私達の新陳代謝に協力に作用することがわかります。ある種の病気は根を食べるとよくなっていきます。満月の時に根を食べ、新月の時に虫を駆除するのです。
現代では虫下し=イベルメクチン。
へぇ~って思った。
そしたらたまたま見たブログにこんな記事を発見。
タンポポの根:スパイクとの戦いの味方
http://takahata521.livedoor.blog/archives/19228008.html
根!
タンポポ茶!
地表に作用する月
(P139)地球はほぼ球形をしています。
シュタイナーによると、地球は丸いとのこと。
コペルニクス
(P143~146)中世まで東ローマ帝国がコンスタンチノープルにありました。しばしばポーランドのユダヤ人がカフタンを着て古い巻物を持って私達のところに来ます。彼らは著名な学者ではありませんでしたが、ユダヤ教の基礎知識を持っています。
叡智のすべてが根絶やしにされたとき、このような人々がコンスタンティノープルにやってきました。彼らは多くの事が記された大きな羊毛紙を携えてきました。それらの羊毛紙の巻物は全てコンスタンティノープルで買い取られました。
バビロニアとアッシリアから伝わってきたものが、コンスタンティノープルで倉庫に入れられました。そして誰も気に留めなくなりました。
ヨーロッパでは精神文明のすべてが根絶やしにされました。12世紀、13世紀、中世になって東ローマ帝国は没落していき、羊毛紙は再び目白の下にさらされました。様々な人が羊毛紙をくすねました。その羊毛紙がヨーロッパにもたらされました。学識のない人々がそれらの羊毛紙を解読しました。
そのようにして中世に「小さな知識」が広まりました。その小さな知識が探求精神を持った人々を刺激しました。羊毛紙がヨーロッパにもたらされて高い金額で買われなかったなら、ファン・ヘルモントやパラケルススなどは出現しなかったことでしょう…
このようにしてヨーロッパにもたらされたものが今日でも秘密結社の中に生きています。フリ~メ~ソンやオッドフェロ~などの結社があります…
しかし人々はその知識を高く評価しませんでした。コペルニクスのような学識ある司教座聖堂付き参事会員は、羊毛紙を持っている人の所に行きはしませんでした。そのようなことをしたら人望を失ったことでしょう。こうして古代の科学は人望を失ったのです。コペルニクスが打ち立てた科学が今日でも通用しています。
コペルニクスは天文学を樹立しました。彼はかつて知られていたことをもはや知りませんでした。コペルニクスに続く世代はコペルニクスの言ったことを理解しませんでした。コペルニクスが綴った2つの文章は理解されました。三番目の文章は理解されませんでした。
コペルニクスが書いた二つの文章を理解した人々は「太陽が中心にある。太陽の周りを水星・金星・地球などが回っている」と信じました。これは今日どの学校でも教えられている事です。しかしコペルニクスが語ったこと全体を理解したら、そのようには思いません。
太陽があり、その背後に水星、さらに背後に金星、そして地球などがあるということに彼は注意しました。それらの惑星が太陽とともに宇宙空間を螺旋状に動いています。そのようにコペルニクスの本から読み取ることができます。
コペルニクスは昔の科学を蹴飛ばしました。しかし近代人はコペルニクスを理解しなかったのです。コペルニクスは2つのことを述べたのではなく、3つのことを述べました。3番目のことは理解困難なものでした。こうして天文学は今日のような単なる計算になりました。
螺旋状に、、、
そう言えば宇宙の縮図が人体と聞いたことがある。
人間のDNAも螺旋状、なるほど。
結社のくだりも貴重な内容と思う。フリー…は有名だがオッド…という名前は初耳。
この本は星と人間との関係、鉱物、植物の関係など非常に興味深い事が多数書かれている。
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